【永木亮太】移籍1年目で鹿島2冠&通算19冠目の原動力!2017年は代表定着へ

1: サムライ24時 2017/01/06(金) 19:46:57.45 ID:CAP_USER9
2017年の幕開けを飾った元日の天皇杯。東京・国立競技場が建設中ということで、大阪・市立吹田スタジアムでの開催となったが、鹿島アントラーズと川崎フロンターレのサポーターが大挙して集結。3万5000人近い観衆でスタンドが埋まった。

鹿島と川崎は昨年11月23日のJリーグチャンピオンシップ(CS)準決勝でも顔を合わせており、この時は鹿島が金崎夢生の一撃を浴びせて下剋上を果たした。その勢いに乗って鹿島はCSを取り、FIFAクラブワールドカップ(FCWC)で決勝まで勝ち上がり、天皇杯でもファイナルまで進んできた。12月に7試合を戦った選手たちは満身創痍。エース・金崎も体調不良で大舞台を欠場することになった。それでも37歳の小笠原満男、曽ケ端準の両ベテランを筆頭に主力は健在。彼らの底力を見せるべく、堂々とピッチに立った。

CSのリベンジ、そして初タイトルに燃える川崎も勝利の凄まじい執念を前面に押し出してきた。試合は序盤から川崎ペース。中村憲剛、大島僚太のパス交換を軸に、小林悠、登里享平らの鋭い飛び出しから何度もチャンスを作られた。それでも鹿島は激しい球際と寄せで相手を跳ね返す。小笠原が鬼気迫る形相で中村憲剛にチェックに行く様子も見られ、チーム全体が戦う集団と化していた。そして前半終了間際の42分、伝家の宝刀のセットプレーから先制点を奪う。遠藤康の右CKに反応し、下がりながら頭を合わせたのは山本脩斗。今季要所要所でいぶし銀の輝きを放ってきた男のゴールにチーム全体が湧いた。

後半は川崎の反撃に遭い、同点に持ち込まれたが、手堅い守備は崩れなかった。小林悠の決定的シュートがポストに当たる幸運もあったが、鹿島は守備の意思統一を欠かさない。逆に延長前半4分、川崎は一瞬のスキを見せてしまう。鹿島の西大伍のヘッドがクロスバーに当たり、大きくクリアしたことで前へ出るのか下がるのかが混乱。その瞬間、永木亮太に蹴り込まれ、鈴木優磨から西とつなぎ、最後はファブリシオが決勝点を奪った。「こういう小さな積み重ねが明暗を分ける」と中村憲剛も語っていたが、そのツボを熟知しているから鹿島は勝てるのだろう。

今季、湘南ベルマーレから移籍してきた永木もたった1年で常勝軍団の看板選手に飛躍した。もともと鹿島のボランチは小笠原と柴崎岳が組むことが多かったが、年齢を重ねた小笠原が90分フルでプレーし続けることが難しくなり、柴崎も2列目へポジションを移す機会が増えたことにより、シーズン途中から永木がボランチの絶対的中心の座をつかむことになった。この日も小笠原が下がった後、キャプテンマークをつけてチーム全体を鼓舞し続けた。今季2冠目獲得の瞬間を鹿島のキャプテンとして迎えることになるとは、本人も想像していなかったという。

「でも(キャプテンを)任されているってことは自分が期待されている証拠だと思うし、いい意味で責任感を背負わせてもらっている。それを自覚しながらやってます。ホントにこのチームに来て自分の力も出せたうえでの2つのタイトルだったので、すごく嬉しいです」と背番号6は安堵感を吐露した。

強化指定選手だった2010年を含めて6シーズンを過ごした湘南を離れることは、彼にとって大きな決断だった。鹿島では試合に出られるとも限らない。それでも曺貴裁(チョウ・キジェ)監督に「鹿島に行って代表になって2018年ロシアワールドカップへ行きたい。自分にとっては今回が最後のチャンスだと思う」と打ち明け、古巣を去る決断をしたという。


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